2022.07.13 | お片づけ講座

秋田市生涯学習事業成人学級様向け講座

恐らく「家事分担」とという考え方も今ほど当たり前ではなくて
家事も子育ても一手に引き受けて
家電も今ほど便利ではない

⁡そんな状況で、私と同じ年齢の頃を過ごしたであろう世代の方々に向けた講座。

⁡私は整理収納アドバイザーといえど、【家事そのもの】の経験値や【家事スキル】はまだまだ遠く及ばないはず。

⁡私が伝えられるのは、【自分の家以外も片付けている】という経験と、そして【多方向からお片付けを見る】視点。

⁡笑ったり
頷いたり
質問してくださったり

私のような若輩者の話も楽しそうに聞いて頂いて
あっという間の時間でした。

受講者さんのお話も聞かせて頂きました。

印象的だったのは、娘さんの思い出のモノをずっと取っておいた受講者さんのエピソード。

娘さんがお嫁に行く時、思い出のモノたちを見せたら「こんなに取っておいてくれてありがとう。もう気持ちを受け取ったよ」と言ってもらえて嬉しかったそう。

自分の過去のモノって、気恥ずかしさもあり
思い出のモノを見せられても「取っておきたいのはお母さんでしょ、私は取っておいてもらわなくてもいいんだけどな」とうっすら思ってしまっていた私。

ただでさえ「モノを捨てられない」ことに罪悪感を持ってしまうような風潮の中、
保管のために場所を作って、丁寧に手間をかけていてくれることに「ありがとう」で返すこと。

当たり前のことができてなかったな
と気づかせていただきました。