見せる収納の攻略法
▼▼▼2020年11月にラジオでお話しした見せる収納についての話をまとめています▼▼▼
見せる収納とは
引き出しや扉つきの収納に入れずに、オープンにして、飾るように置いておく収納のこと。
見せる収納は、モノが丸見えになってしまうので、センスが必要だとかごちゃごちゃしちゃいそうだとか、ちょっとハードル高いなと感じられる方も多いんですが、目に入るところにお気に入りの空間ができるとウキウキしたり癒されたり、心にも良いし、メリットもあります。
見せる収納のメリット
・アクション数 (ものを取り出したりしまったりするときに行う動作の数)が減る
・圧迫感が出にくい
見せる収納のデメリット
・ほこりが溜まりやすいのでこまめな掃除が必要
・ごちゃごちゃして見える危険があること。
デメリットを回避するために
我が家は、見せる収納を作るとき意識しているポイントが3つあります。
例えば我が家はキッチンボードの上は特に、見せる収納を意識しています。だからインスタでも度々登場してます。
1.よく使うものだけ
2.インテリアになじむ素材
3.掃除が楽な置き方
【デメリット回避のポイント1】よく使うものだけ
見せる収納にしているのは、ほぼ毎日使うものだけにしています。
逆を言えば、毎日使うもの以外は収納の中からあふれないようにしたいので、量やしまいやすさを調整しています。
そして、見せる収納にする物は、選び方も特に妥協しないようにしています。毎日使うので傷がついたり汚れたりしやすいし、お気に入りじゃなくてもいいや、じゃなくて、機能性だけじゃなくて、デザインもこだわるようにしています。
【デメリット回避のポイント2】インテリアになじむ素材
お洋服と同じで、色をたくさん使いすぎなければシンプルになるので、家全体に統一感が出しやすいです。我が家はアースカラーでまとめてごちゃごちゃ見えないようにしています。
我が家は無垢材の床と白い塗り壁がこだわったところなので、見えるところはそれに合う素材(廃材を使った収納や、瓶などビンテージ感のあるもの)を中心に選ぶようにしてます。
棚の中の収納はサイズと形を最重視して、取り出しやすい、見やすい、しまいやすい、を徹底しているので、安い100均で買ったプラスチックケースたくさん使ってますが‥。
【デメリット回避のポイント3】掃除が楽な置き方
細かいものはまとめる、これが基本です!
ケースは拭きやすい、ゴミがつきにくい素材が好きですが、先ほど言ったビンテージっぽいものだと、汚れも気にならないのでこまめに掃除する方じゃない私にはあってます!
あとは余白を空ける。
以前、片付けてもリバウンドしてしまう時のチェックポイントについてのコラムでも、余白を20%残して収納しましょうとお伝えさせて頂きましたが、見せる収納に関してはもっと余白があった方が、掃除もしやすいしきれいに見えます。
逆にちょい置きしやすいゾーン(腰から目線の高さ)のカウンターや棚は、あえて収納グッズは置かず「何もない状態を基本」にして、モノが増えていくのを防いでいます。
見せる収納は収納の中身が整っていないと美しい状態を保つのが難しいですが、お気に入りスペースができるとモチベーションが上がるので、テレビ周りだけ、ドレッサーだけ、小さくてもお気に入りスペースを作ってみるのもおすすめです。