2020.07.09 | コラム

めんどくさいが口癖の整理収納アドバイザーが実践する【3つの習慣】

2020年1月のラジオでお話した内容を元にまとめました▼▼▼

すっきりきれいなおうちで生活したい!でも正直、片付けるのはめんどくさーい!という方へ。 
今回は、「面倒くさい」が口癖だけど家は綺麗に保ちたい、というわがままな整理収納アドバイザーが実践している【とにかくこれだけは癖づけよう!3つの習慣】についてお伝えします。

【3つの習慣】
1、モノを買う時は、どこにしまうか決めてから買う。
2、家の中にある全てのものの住所を決める。
3、家の中の、機能が同じものを探す。

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1、モノを買う時に、どこにしまうか考える。

今、夏物SALE!をやっているお店も多いと思います。

例えば、狙ってた靴やバッグをお得なこの機会に買いたいな、なんて思ってらっしゃる方もいるんじゃないでしょうか…でも、その素敵な靴!
もし、靴棚に買ってきた靴を入れる場所(空きスペース)がないのに買っちゃったという場合。
もしもむりやり押し込んだりしてしまうと、散らかりの原因になるだけでなく、奥に入れたり、重なってしまった靴は取り出しにくくなります。そして出番が少なくなり、いずれ忘れ去られる原因になります。
衣料品だけではありません。
キッチングッズ、文房具、食料品、日用品…。

お店で、スマホで、買う前に「どこにいれよう?」とちょっと止まって考える。モノをお迎えする準備をしてから、家に入れる意識をしてみてください。

瓶がたくさんの棚

2、全てのモノの住所を決める。

例えば、カウンターや棚の上に出しっぱなしになりがちな、ポスティングされたチラシ。鍵。 ペン。
例えば、職場のデスクの上の書類、パソコンのデスクトップに並ぶデータ、カバンの中の資料。
それらすべてのものに、 使うときにそこから出して、使い終わったらそこにしまう場所はありますか?

家に入れた全てのものに、正式な家を与えてあげてください。
目指すはホームレスゼロです!
そうは言っても、チラシや回覧の書類など、居候のものはお家が決められない。
そういう時は、一時置き場を作り、いつ出て行ってもらうか決めてください。

3、 機能が同じものを探す。

キッチンの引き出しを開けた時に、なぜかおたまが3つも、とか。
物置の扉を開けたら、拭き掃除に使う洗剤が5種類、とか。
食器棚を見ると、年に数回の来客用に湯のみが10個、とか。
もはや景色になって気付いてなかったけど、でも、よく考えてみたらいつも使うものだけで足りているのに、なんとなく持っているだけ、というものがないか、意識してみてください。
人によって、必要なものも必要な数も違います。
そこにあるのに無視してるモノを見つけたら、本当に必要か見直してみてください。
また、普段使うものとそうではないものは、分けておくだけで格段に使いやすくなることがあります。
機能が同じものは、 なぜ複数必要なのかを考えて、ストックの場合は、普段使うものと別に収納してみると良い場合もあります。

自分が管理できる量、快適に暮らせる量のモノを活かす。

家に入れる時の意識 =しまう場所を決めてから買う
家の中での意識   =すべてのものの住所を決める
家から出す時の意識    =機能が同じものを探す

この3つの習慣を続けていれば、自然とモノが溢れる生活とは縁遠くなります。
モノの量が増えすぎないと、モノを探すという無駄な時間や、無駄買いも少なくなります。
お片づけに割く労力が最小限になって、時間とお金が生まれます。
3つの習慣で、昨日よりもっと充実した毎日に!