2020.06.16 | コラム

片付けても片付けても家族がすぐ散らかす問題(お片づけのステップ編)

Instagramで質問してみました。

「おうちのおかたづけ。いちばんのお悩み何ですか?」

アンケート結果を元に、お悩みBEST3について考察する参加型コラム。

最初のお題は「片付けても片付けても家族がすぐ散らかす問題」

「家族(主にご主人)が片付けてくれない!」

って、思ったことありますか?私は…あります!

なんとかしよう!と考えた時、「伝え方を工夫する」「収納の仕組みを変える」など、思いつく解決方法はいくつかあると思います。試してみたけど、うまくいかなかった、という方へ。

お片づけのステップ

1、現状、問題の確認
2、目的を考える
3、グループ分け
4、収納

今回から数回にわたって、このお片づけのステップに沿って考察していきます。

架空の奥様ナオコさん(私が今読んでるのが山崎ナオコーラさんの本だから)を主人公に、この問題について考えてみたいと思います。

ステップを順番に踏んで、ひとつひとつ考えていくと、もしかしたら今まで見えていなかったことが見えてくるかもしれません。

「片付けて!」と言う人と言われる人

先ほど、私も「家族が片付けてくれない!」と思ってました、って書いたんですが、正直私、家族をイライラさせる側の立場の方が長かったんです。

小さい頃から「また出しっぱなし!」「床に物を置かない!」「なんてだらしないんだ」両親にずっと言われてきました。

一人暮らしを始める18歳まで、毎日言われても変わらなかった(もっと言うと、一人暮らしは本当の汚部屋時代の幕開けでしたが、その話はまた改めて)。

だから、失礼ですが私がもし、悩める奥様のご主人だったら、毎日頑張って「片付けて」って伝え続けられても、少なくとも30年ちかく、その状態は変わらないんです。言葉通り、死ぬまでそのままの可能性も高いです。

そして困ったことに「片付けて!」という言葉の周りに漂うニュアンスには、人格を否定する言葉を連想しがちなんです。

「だらしない」「そんな簡単なこともできないの?」「だめな人」

言う側はもちろんそんなつもりなんてなくて、快適な生活のために言ってるのに、相手を不愉快な気持ちにさせずに「片付けて」を伝えるのって、難しい。

そもそも、片付けることは正しいことであって、間違ってるし迷惑かけてるのは片付けない側なのに、ひとり頑張って消耗するのは片付ける側。

「片付けて!」と言う側は、なんとも納得いかない。理不尽。

言う側も言われる側も、どちらも経験した私が思うに、同じ家の中でも、言う側と言われる側は違う景色が見えてます。

言う人と言われる人は、それぞれどんな景色が見えているのか?次回、お片づけのステップ①現状確認をしてみたいと思います。

ちなみに

▼▼▼お悩みアンケートへの回答の一部▼▼

悩みは人それぞれなんだけど、共通することがきっとあると思います。

今後も皆様からのお悩みをテーマに書く「参加型コラム」をメインに発信する予定です。コラムで取り上げてほしいお悩みがありましたら、InstagramのDMから常時募集中です♪(必ず記事にできるとは限りません。ご了承ください。)
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